飛騨の山里と清流、アニメ聖地の宝庫。岐阜の観光スポット36件を、地元目線でご紹介します。
世界文化遺産に登録された合掌造り集落。100棟余りの茅葺き屋根が田園に並ぶ風景は「日本の原風景」と呼ばれ、荻町城跡展望台からの俯瞰は必見です。冬の雪化粧、初夏の水鏡、秋の稲穂と、訪れる季節ごとに全く違う表情を見せます。
「飛騨の小京都」と呼ばれる城下町の面影を残すさんまち通り。出格子の商家が連なる通りには造り酒屋や飛騨牛にぎり、みたらし団子の店が並び、食べ歩きの楽しさは東海屈指です。朝は宮川朝市で地元の味と会話を楽しむのが高山流。
米澤穂信原作・京都アニメーション制作『氷菓』の舞台。主人公たちが通う神山高校のモデルとされる斐太高校をはじめ、弥生橋、バグパイプ(喫茶店)、日枝神社など作中の風景が市内随所に残ります。古い町並観光とあわせて巡礼できるのが高山の強みです。
映画『君の名は。』で瀧たちが糸守町を探しに降り立った飛騨古川駅の風景がほぼそのまま実在する町。気多若宮神社の石段、飛騨市図書館(作中の図書館)など巡礼スポットが徒歩圏に集まっています。白壁土蔵と瀬戸川の鯉が泳ぐ町並み自体も一級の観光地です。
アニメ聖地
岐阜
京都アニメーション制作『聲の形』の舞台。将也と硝子が再会する美登鯉橋のある大垣公園周辺、新大橋、四季の広場など、水の都・大垣の風景が数多く登場します。作中同様に橋から鯉にパンをあげたくなる、静かで美しい水辺の巡礼地です。
『ひぐらしのなく頃に』の舞台・雛見沢村のモデルとなった白川郷。古手神社のモデルとされる白川八幡神社や、みんなが集った風景の面影を探しながら歩けます。毎年10月のどぶろく祭は作中の綿流しを思わせる雰囲気で、ファンの来訪も多い時期です。
有馬・草津と並ぶ「日本三名泉」のひとつ。とろりとした美人の湯で知られ、飛騨川沿いの温泉街には無料の足湯が10カ所近く点在します。湯めぐり手形で3軒の旅館の湯を日帰りで巡れるので、ひとり旅・日帰りドライブとも相性抜群です。
「水の町」と呼ばれる城下町。日本名水百選第1号の宗祇水が湧き、家々の脇を用水が流れる涼やかな町並みが続きます。夏の郡上おどりは7月から約30夜続く日本一長い盆踊りで、徹夜おどりの4日間は町全体が踊りに包まれます。山上の郡上八幡城は「天空の城」の朝霧でも有名。
織田信長が「天下布武」を掲げた山城。標高329mの金華山頂に建つ天守へはロープウェーで約4分、展望台からは濃尾平野と長良川の大パノラマが広がります。夜間営業日の夜景は「岐阜城パノラマ夜景」として人気で、信長気分で天下を一望できます。
1300年以上続く古典漁法を屋形船から観覧する、岐阜の夏の風物詩。かがり火に照らされた鵜匠と鵜の狩りは幻想的で、織田信長も接待に用いたと伝わります。5月11日〜10月15日の開催で、川原町の古い町並み散策とセットで楽しむのが定番です。
長良橋のたもとに残る、格子戸の商家が連なる湊町。うだつの上がる町家を改装したカフェや和傘・水うちわの店が並び、鵜飼観覧前の散策にちょうどよい規模です。老舗和菓子店の鮎菓子や、町家カフェでの一服はひとり旅の醍醐味。
透明度の高い湧水に錦鯉が泳ぎ、睡蓮が浮かぶ様子がモネの絵画「睡蓮」そっくりと話題になった池。関市板取の根道神社参道脇にあり、光の加減で青く輝く水面は午前中の晴天時が最も美しいとされます。周辺の板取川の清流ドライブも爽快です。
日本唯一の2階建てゴンドラで標高2156mへ。山頂展望台からは西穂高岳や槍ヶ岳など北アルプスの3000m級が一望でき、ミシュラン2つ星の絶景と評されます。冬は雪の回廊、夏は雲上の涼と、奥飛騨温泉郷ドライブのハイライトです。
北アルプスの麓に湧く5つの温泉地の玄関口。露天風呂の数は日本有数で、雪見露天や川沿いの野趣あふれる湯が楽しめます。平湯大滝や平湯民俗館の湯など見どころも多く、新穂高・上高地方面ドライブの拠点として最適です。
観光名所
岐阜
中山道43番目の宿場町。石畳の坂道に沿って格子造りの家々と水車が並び、島崎藤村の生家跡(藤村記念館)もあります。坂の上の展望台からは恵那山を一望。五平餅やおやきを頬張りながら、隣の妻籠宿まで旧中山道を歩くハイキングも人気です。
木曽川をせき止めた大井ダムによって生まれた渓谷。奇岩が連なる湖面を遊覧船で巡れば、四季折々の渓谷美を水上から堪能できます。さざなみ公園の桜、秋の紅葉が特に見事で、栗きんとん発祥の地・中津川と組み合わせた秋ドライブが王道です。
「日本の滝百選」に選ばれた高さ約30mの名瀑。滝の水が酒に変わったという孝子伝説の地で、元号「養老」の由来にもなりました。公園内には遊歩道が整備され、夏は天然のクーラー、秋は紅葉のトンネルに。養老天命反転地と合わせて半日楽しめます。
芸術家・荒川修作とマドリン・ギンズが構想した、平衡感覚を揺さぶる体験型アート施設。すり鉢状の巨大な窪地に、傾いた建物と迷路のような起伏が広がり、歩くだけで世界の見え方が変わります。『聲の形』の舞台のひとつとしても登場する人気スポット。
1600年、天下分け目の戦いが行われた地。岐阜関ケ原古戦場記念館では巨大スクリーンと床面グラウンド・ビジョンで合戦を体感でき、展望室からは実際の布陣を一望できます。決戦地や各武将の陣跡を自転車で巡る「陣跡めぐり」は歴史好き必修コース。
西国三十三所観音霊場の第33番・満願結願の寺。約1kmの参道には門前町が続き、春は桜、秋は紅葉のトンネルとなります。「精進落としの鯉」に触れて巡礼を締めくくる風習が残り、満願の御朱印を求める参拝者が全国から訪れます。
商売繁盛の神様として東海圏で絶大な人気を誇る「おちょぼさん」。門前町には串カツ・どて煮の店が130軒ほど連なり、立ち食い串カツの「玉家」など名物店がひしめきます。月末深夜の「月越し参り」は夜通し参拝客で賑わう独特の風習です。
観光鍾乳洞としては日本一の標高900mにある全長800mの鍾乳洞。洞内は年間を通じて約12℃で、夏は天然の避暑地になります。世界でも珍しいヘリクタイトが見られるほか、併設の大橋コレクション館には金塊展示もあり、家族で楽しめる雨の日スポットです。
世界最大級の淡水魚水族館。長良川の源流から河口、さらにメコン川・アマゾン川へと世界の淡水環境を再現し、巨大魚メコンオオナマズやカピバラに出会えます。ハイウェイオアシスに直結し、高速を降りずに立ち寄れる利便性も抜群です。
実機約40機を展示する日本最大級の航空宇宙専門博物館。飛燕の実物や、H-IIロケットのフェアリング、はやぶさ2の実物大模型など、航空機産業の町・各務原ならではの本物が揃います。シミュレーター体験は子どもから大人まで行列必至の人気です。
「青川」とも呼ばれるエメラルドグリーンの清流が流れる渓谷。不動滝や観音滝を巡る遊歩道は森林浴の森日本百選にも選ばれ、夏の水の透明度は思わず声が出る美しさです。キャンプ場も点在し、東濃エリアの避暑ドライブの終着点として人気があります。
防火壁「うだつ」を上げた江戸商家が最も多く残る町。美濃和紙の産地として栄えた面影が色濃く、和紙雑貨の店や町家カフェが点在します。秋の「美濃和紙あかりアート展」では、和紙の灯りが町並みを幻想的に照らします。手すき和紙体験もおすすめ。
鎌倉時代から続く刃物のまち・関。関鍛冶伝承館では古式日本刀鍛錬の実演(毎月開催)が見られ、フェザーミュージアムや岐阜県刃物会館では包丁研ぎ体験や刃物ショッピングが楽しめます。マイ包丁を仕立てる大人のひとり旅にぴったりです。
藤森照信設計の、粘土の山のような外観がインパクト絶大なタイル専門博物館。タイル生産日本一の笠原町で集められた昭和のタイル製品が並び、最上階の光あふれる展示室はフォトスポットとして大人気です。タイル貼り体験でオリジナル雑貨も作れます。
穴場
岐阜
日本三大山城・岩村城の麓に広がる城下町で、重要伝統的建造物群保存地区。NHK朝ドラ「半分、青い。」のロケ地となった商店街には、名物「カステーラ」の老舗や造り酒屋が残ります。女城主の悲話が伝わる岩村城跡の六段壁の石垣も圧巻です。
標高約900m、太平洋と日本海の分水嶺に位置する高原リゾート。夏はコキアやペチュニアが彩る「ひるがのピクニックガーデン」、冬は初心者に優しいスキー場として賑わいます。名物のひるがの高原牛乳ソフトクリームはドライブ休憩の定番です。
アニメ『安達としまむら』の舞台のモデルとされる岐阜市。二人が出会った体育館の雰囲気を思わせる風景や、玉宮町・柳ケ瀬周辺の街並み、長良川の river ビューなど、日常系の空気感をたどる散歩が楽しめます。岐阜駅前の信長ゴールデン像も記念撮影スポット。
淡墨桜は、樹齢1500年を超えるエドヒガンザクラの巨木で、国の天然記念物に指定されています。蕾のときは薄いピンク、満開時は白色、散り際には淡い墨色へと変化する特徴的な花を咲かせます。日本三大桜の一つに数えられ、春には多くの花見客で賑わいます。その圧倒的な存在感と歴史の重みが訪れる人々を魅了します。枯死寸前だった時期には、宇野千代が保護活動に尽力したことでも知られています。生命力あふれるその姿をぜひ間近でご覧ください。
養老元年(717年)泰澄大師が大碓命を祀ったのが始まりと伝わる古社。森蘭丸の祖先である森泰朝が社殿を再興し、森可成の書状も残るなど森家とのゆかりが深く、織田信長も代参を送ったとされます。周辺には信長ゆかりの「小田野」という地名も残り、歴史ロマンを感じさせる趣のある神社です。
岐阜市の総鎮守として古くから信仰を集める伊奈波神社。景行天皇の時代に創建されたと伝わる古社で、金華山を背に荘厳な佇まいを見せます。本殿は国の重要文化財に指定されており、その歴史的価値は計り知れません。境内は豊かな自然に囲まれ、特に春の桜や秋の紅葉は見事。岐阜公園や岐阜城にも近く、散策の拠点としてもおすすめです。厳かな雰囲気の中で、歴史と自然の美しさを感じられるパワースポットです。
全国の鉱山・金属業の総本宮として崇敬される南宮大社。鮮やかな朱色の楼門や本殿が美しく、重要文化財に指定されています。境内には関ヶ原の戦いで焼失した歴史を物語る史跡も点在。春には桜、秋には紅葉が彩り、四季折々の美しい景観が楽しめます。歴史と自然を感じながら厳かな雰囲気に浸れる、岐阜を代表する古社です。
岐阜県高山市の市街地南方に鎮座する、飛騨国一宮。西南方の位山を神体山として祀る、飛騨国の鎮守・祖神として古くから信仰されてきました。境内には左甚五郎作と伝わる「稲喰神馬」が安置され、地元の人々に親しまれています。豊かな自然に囲まれ、歴史と神秘を感じられるパワースポットです。
飛騨国一宮「水無神社」の深い歴史と神秘に触れる旅。位山信仰や伝説の神馬、周辺の古い町並み、白川郷まで、飛騨高山の魅力を徹底解説します。
岐阜県垂井町に鎮座する「南宮大社」。朱色の社殿が美しい古社は、鉱山・金属業の総本宮。関ヶ原の戦いの面影が残る境内で、歴史と四季の彩りを感じる旅へ。
岐阜市の総鎮守・伊奈波神社。景行天皇創建の古社で、国重文の本殿と四季折々の自然が魅力。歴史と自然を感じる旅の拠点として、その深い魅力をご紹介します。
岐阜の豊かな自然と歴史が息づく神社仏閣を巡る旅へ。厳かな古刹から活気あふれる稲荷まで、心洗われる祈りの世界を深掘りします。
世界遺産白川郷と飛騨高山、さらに飛騨古川まで欲張りに楽しむ1泊2日プラン。効率的な回り方と役立つ情報満載です。
『君の名は。』の感動が蘇る飛騨古川聖地巡礼ガイド。映画のカット再現から地元グルメ、高山観光まで、充実の旅を提案。
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